2012年11月8日木曜日

ウェブディレクター

協力隊を終えて日本社会へ戻ってきた人間は、
その後の進路について考える。

考え方が完全に変わってしまい、それまでとはまったく別の世界へ
就職するため、専門学校へ入り勉強し直す人がいたり、

更なる高みを極めるため、大学院へ進学する人がいたり、

同じ職種で、協力隊へ参加する前と同じように仕事する人がいたり、

協力隊関連の仕事をするようになる人がいたり、

NGO関連で仕事する人がいたり、

就職しない人がいたり、

結婚したり

様々である。


その中で私は、就職せず個人で仕事をする部類に入っている。
幸い仕事を回してくれるつてがあり、そこから仕事をもらう。
仕事の内容は、10年の経験がある分野とはまったく異なるが、
趣味で知識を蓄えていた自分がこなせる分野である。

あまり負荷の高い仕事をしていないため、
収入はものすごく少ないのだが、
一般的な仕事量をこなすまで拡大すれば、
就職するのと変わらないぐらいの収入が得られる感触はある。

37歳という年齢から考えれば、就職するには最終局面、
または、もう時既に遅し、であろう。

私が現職参加をお勧めしているのも、
年取ってからの収入に対する悩みはとても切ないからである。
まぁ、夢が無い。

私は以前システム屋で、ほとんど接客したり、人に合ったりする事は
なかったのだが、今の私のパートナーは元ウェブディレクターで顔が広い。
今は独立しているが、それまで関わってきた人たちとの関係値を保っている。
そして、その関係値の中で仕事をさせてもらっているのが私である。
今、生まれて初めてウェブのディレクションをしている。

システム屋の時とはだいぶ変わって、人と人との間に立つので、
流れをうまく見なければいけない。
新しい経験だ。

そして、その中で時々エネルギーの溢れた人たちに出会う。
これが面白い。ウェブの目的は広告なので、その時代で
勢いのある人ほど制作する余裕があるもの。
だから、そういった人たちに出会う率は高い。

今日も刺激を受けながらがんばります。

2012年9月5日水曜日

鹿児島に来ています

帰国してもう半年が経ちます。

2年の派遣期間と比べれば、半年は短いようにみえますが、
帰国後の半年はとても早く感じます。

仕事は始めましたが、まだスタンス的に中途半端な位置におり、
まだ確固たる意志をもって仕事に臨むまでは至っていません。
労働時間は短く、収入も少ないですが、時間はたくさんあります。
何をするにも自由なので時間だけは使いたい放題です。

自由時間の多い毎日ですが、長期で移動する事ができなかったので、
ちょっと遅い夏休みを取って鹿児島に来ています。

独り身なのでまたまた貧乏旅行。ネカフェに4泊。食事も質素。

温泉に行けば、いるのはおじいちゃんとおばあちゃんの団体。
1人で旅行していると、世の中からの疎外感たっぷりです。
まぁ、昔ほど、仕事をしてない事に対する罪悪感はありませんが。

鹿児島では私のように男一人で旅している人がちらほらいます。
たいていリュック一つで、一眼レフを持っています。

鹿児島はいいところです。
海は近く、桜島には150円で渡れる。
温泉がいっぱいあって、緑は美しい。

いっぱつで好きになりました。
次回は屋久島や奄美大島に行ってみたい!
そしてその時は1人じゃなく、家族で旅したい!

2012年8月31日金曜日

帰国から落ちるまで

2010年3月23日から2012年3月22日までボリビアのラパスで青年海外協力隊の隊員としてコンピューター技術の活動をしていました。

http://xjsako.blogspot.jp/

帰国してからも、また協力隊に参加したいと考え、24年度春募集に応募。
1次試験はパスしたものの、2次試験で落ちる。

帰国してから再就職はしなかった。なぜなら、また協力隊に応募すると決めていたので、
もし受かれば1年も経たず辞めることになってしまうからだ。

幸い、仕事を回してくれる友人がいたので、個人で仕事を請け負っていた。
協力隊に行くまでのつなぎと考えれば、バイトするよりも効率が良かった。
2次試験に落ちたので、もう少し先を見据えて行動しなければならなくなった。

個人で独立か、就職か。

なかなか難しい選択だ。秋募集に応募するというウルトラCも
ありと言えば、ありかな。仕事がもし安定してきてしまうと、
そちらを優先してしまうかもしれない。