2013年2月18日月曜日

JICAの進路相談カウンセラー

進路相談カウンセラーが香川にいる。徳島のような小さな支部にはいない。
だから徳島は香川のカウンセラーを頼ることになる。

協力隊帰国者は無料で進路についてカウンセラーに相談する事ができ、
JICAに問い合わせのあった企業でいいマッチングがあれば、そういった
企業も紹介してくれる。紹介と言っても、まずは面接だから、
落ちる可能性も多々ある。

聞く話で多いのは、前にJICAから紹介された人材が良かったから、
もう一人取りたい、というもの。紹介される会社は、人材が一人二人の
レベルで増えても減っても、問題ない20名以上の規模が多い。

徳島周辺ではコンピュータ技術はあまり引きが無いのか、
一度紹介されたのは営業職であった。やはり東京、大阪に行かねば
コンピュータ関連は厳しいのかな。

しかしながら、ありがたい話である。就職先なぞ、それぞれが
がんばって見つけてくるものであろうが、JICAはわざわざ人を配置して
路頭に迷う?協力隊経験者に就職先を紹介しようと気にかけてくれる。
そもそも、協力隊に参加する事で皆が成長し、引く手あまたな人材に
なってしまえば、そういったカウンセラーも必要ないのであろうが、
私のようにフラフラとしている人間が他多数いるのであろう。

協力隊に2度落ちたことだし、私も生活を見直し、
独立してやっていくことにした。カウンセラーにもそう伝えた。

できればスペイン語を役立てられる事をしたかった。
できれば海外経験がプラスになる事をしたかった。
そうすれば、青年海外協力隊に参加した意義を高められるから。
でも、そうならなかった。

カウンセラーから紹介された会社で、プログラマから営業への転身も
ちょっと面白そうだけど、ちょっとやってく自信が無いです。

自分で自分の道を開くしかないね。

2 件のコメント:

  1. こんにちは。
    私は、かなり以前ですがJICA関係で働いていた者です。
    佐古さんが活動中に書かれていたブログも少し読ませてもらいました。

    全て読んだわけではありませんが、JICA批判めいたことが多く書いてあるな、というのが
    私の率直な感想です。もちろん活動そのものを知っているわけではないのですが、この感じだと、おそらく事務所にはよく思われておらず、評価も低かったのではないかと勝手に想像しています。何となくですが、おそらく協力隊の再合格はかなり厳しいだろうと思っています。

    1次試験は、たとえ当時の評価が低くても、過去にJICA関連活動に参加したことがあって、書類自体に不備・欠点がなければ、交通費などにかかる費用対効果など考慮せず、受かってしまうのが大半じゃないかと思います。

    私自体は、あなたのことを批判するなんて気持ちはありません。読み方によっては、佐古さんはむしろ協力隊が好きで、良い方向に改善して、みんなを参加させたいと思っているようですので、協力隊思いの人だと思っています。でも、JICA側から見ると、あの文章、意見などからは、残念ながらそう取られていないはずです。

    JICA側からは、どちらかというと、調整員・事務所とトラブルを起こさず、活動に専念して、意見も含めて、文句も言わないのを好んでいる傾向があると感じています。
    税金を使っているから言いたいことをいうのは当然とする向きもありますが、活動中にそれをやると、協力隊終了後にJICAの仕事全般に着くのはかなり不利になると思います。

    ちなみに、ボリビア隊員で過去・現在ブログをやっている人たちは、他国の隊員に比べて、事務所・協力隊批判が相当多いような気がしています。隊員、または事務所のカラーなのでしょうか。隊員総会など、毎回かなり荒れているような気がします。どの国でもあるようですが、事務所に対して要望書など出さない方が得策だとは個人的に思っています。(その後にJICAの仕事など希望せず、悪い事実を改善するという意思なら反論はしませんが)だけど、団体交渉のようなことは止めた方が何かと特のような気がします。

    日本の会社員であれば、自分の会社の幹部に直に文句は言わず耐えるか、自ら退職する人が多いのかと思うのですが、なぜか協力隊の場合は参加中の身内批判が多いと感じています。
    話しはそれましたが、佐古さんはとても有能な方だと存じますので、今後の人生が有意義なものとなるかと確信しております。ここまでの私の一方的な意見をどうぞお許しくださ
    い。

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  2. コメントありがとうございました。

    ブログでは起こった事象をそのまま書くよう心がけていましたが、
    度々中立からずれる事があったようです。

    ただ、ブログに関してJICAオフィスによく知られていたようですが、
    お咎めを受けたり、削除をするよう圧力をかけられた事は一度もありません。

    「会社員であれば」と書かれていますが、賛否両論があるでしょうから、双方の立場をみていれば「なぜ?」と疑問に思うことは無いかと思います。一致することの無い正しさを双方が持っている事案ですので。

    率直なご意見ありがとうございました。
    肯定的、否定的に関わらず、ブログを読んでくださる方がいるのは私の喜びです。

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