2013年3月16日土曜日

コネで回っていく世の中

国際協力を行っていくうえで、横の連携はとても大事です。
JICAではそれは特に重要であり、帰国後の活動に大きく影響します。

どの企業でも自分の会社に合った人がいれば採用したいと思うように、
JICAでも協力隊出身で魅力的な人がいれば採用に有利に働きます。

青年海外協力隊はJICAの中できっと一番知名度のある部門ですが、
ほんの一部の事業に過ぎず、実は様々な分野で専門家を中心に
進めているプロジェクトがたくさん存在します。もちろん、
そこに投入される人材も金額も大きいので雇用等も発生します。

現地で活動する専門家は青年海外協力隊のメンバーと交流する
機会もあり、OBになった際には再び現地へ赴き専門家等、JICA
関連職に雇われたりすることもあります。

ずっとJICA関連の国際協力事業に関わって生きていくためには、
こういった交流は必要不可欠となります。JICA関連でなくとも、
何らかの形でJICAが関わってくることは多々あるので、コネを
持っていると便利です。

私はJICAで協力隊員のつながりは作れましたが、本部や事務所との
コネを作る事はできませんでした。JICA関連で一番ハードルの低い
協力隊への応募も落ちてしまったので、JICA関連はこの先ありません。
しかしながら、隊員になる前のコネが今やっている仕事に大きく関わっています。

自分が生きていくと決めたフィールドでとにかくコネやつながりを
広めていくことはとても重要です。もし、協力隊に参加して
国際協力を続けていくのなら、事務所や専門家との交流を
深めていくことが不可欠でしょう。

いけ好かない人がいたとしても、それは幻です。
自分のキャリア構成に何が大事なのか先に考えてから行動しましょうね。

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